2011年4月22日金曜日

門限は何時?

13歳の次女が日本語学校の友人に誘われてバンドを見に行ってみたいという。

『日時はいつなの?』
と尋ねてみたところ、

『土曜日の夜7時から10時まで。』
との返事。


「え?」

いやいや、それはないでしょ。


次女曰く、バンドといっても日本語学校の先輩たちが組んで自宅で練習している類のもので、
どこかのお店に見に行くわけじゃないし、
そのバンドやってる先輩だって、友達のお兄ちゃんやその先輩だし、いいじゃん。


ということらしいが、

私にはその先輩がどういう人なのか、
その先輩のご両親(ご家庭)がどんな道徳観を持っているのか、
何かあったときに信じることが出来る相手なのか、
そういうことが一切わからないのに、
そんな相手に大事な娘を夜遅くまで預けるわけにはいきません。


彼女にとっては先輩はナイスな人だし、友達も一緒、
という気安さがあるのかもしれないけれど、

母は一度その先輩とやらと挨拶をしたことがあるだけで、
はっきり言って見ず知らずに等しい相手ですから~!!

その先輩とやらのご両親とも会ったこと無いですから~!!

こういう感覚ってイマドキのティーンエイジャーには古いんでしょうか?

一度会ったらもう友達?
何を根拠に信じられるんだ?


アメリカで育って、狭い日本人社会で学ぶ娘たちには、
そのあたりの区切りがあやふやな部分があるのかもしれません。


そんな娘たち。
いまはどこへ行くにも親が送り迎えしなくてはどこへも行く事が出来ないし、
何かをしようにもお小遣いが山ほどあるわけでもないので、
今まで門限は設ける必要も無く過ごしてきました。

でも、これからは相手がどんな人にせよ、
出かける手段がどうであれ、
帰ってくるべき時間(門限)や途中で必ず連絡を入れるなど、
約束事が必要になってくるんだろうな、と
今回のことでふと思いました。


基本的には娘のことは信じてますし、
周りの友人たちにもずば抜けて変な人は居ないと思うけど、
・・・でもね。


守れる部分では守ってやらなくちゃ、と思うから。



それにしてもさぁ、
バンドの練習やるにしてももっと早い時間に出来ないのかね?
そもそもそこが間違ってるんじゃない?


と思う私は、カタブツですか?






4 件のコメント:

  1. 大賛成です!
    おにいがライブに行ったのは、いつも見てくださっている山ペンさんには記憶に新しいと思いますが、娘らに同じことは、やっぱりさせられません。女の子だし、アメリカの統計でも、3人だか4人だかに一人はレイプされた経験があるとか聞きますもんね。同じ北米、用心に越したことはないと思っています。
    高校も終わりになってきたら、ちょっと自由にさせてもいいかな、くらいかな。もう少し世の中の怖さとか、拒否できる強さとか、身につかないことには!

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  2. おおがらさん、
    ですよね~? 
    私も彼女といろいろ話をした後に、かなり考えちゃいましたよ。
    でも結論は変えられないな、と。
    これは高校生である長女にも同じことを言うと思うんです。
    過保護かどうかなんて関係ない。
    あまりに無防備過ぎな人たちだから。

    いつかはこの親心がわかってくれると信じてます。

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  3. 子供には理解できないでしょうね。
    だって安全だし~って。
    何が安全?親が守ってくれてる?
    別に守られなくたってへいきだもん、みたいな。
    運がよければ、トラブルにあわずに成長できるでしょうけど、運が悪かったら・・・なんとも言えませんね。
    親が守れるうちは守ってあげるのが良いのかなと思います。

    でも自分の若かりし頃・・・危険な事、けっこうしましたよ。日本の田舎だったんでありえたんだろうな。

    で、娘さん、怒ってる?

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  4. neeさん、
    うちの娘はその辺りは素直なので、私がだめと言ったものは友達にも『行けない。』ときちんと言える子です。
    なので、今回のことも最初は何でだめなのかが納得できて無いようでしたけど、怒ってはいなかったかな。

    バスや電車に一人で乗れないうちはまだまだ~!って思ってます(笑)。

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