顔面神経麻痺 その2

喉~耳の奥が痛み始めてから約3日。

痛みが引く気配なく週末を迎えました。

折しもottoは出張の出ており不在。

ある意味自由な時間がある週末でした。

(疲れてるし、掃除は明日でもいいや。)

そう思いながら日曜日はゴロゴロして過ごしました。

それでかなり身体を休めることができたかな？

と思っていました。

でも、耳の奥の痛みは酷くなるばかり。(涙)

これが本当に辛くて、

温めるのがいいのか、冷やすのがいいのかもわからなかったくらい。

とにかく痛みに耐えて過ごした日曜日でした。

そして月曜日。

コロンバスデーのお休みで娘達も家にいました。

以前から連れて行ってくれと頼まれていた店に連れて出かけ、

娘たちのお買い物にお付き合いしている間に、

今度はまた違う感覚を舌に感じ始めました。

ビリビリと痺れる感じです。

帰りがけに買ったファーストフードのポテトが

ヤケにボソボソに感じました。

…で、しばらくして気付いたんです。

(あれ？味がしない。)

ワタシ、あのポテトのしょっぱさが好きで、

塩倍増なくらいで塩辛くしちゃうんですが、

それでも味がしない。

(あぁ、いよいよ脳の血管に異常が出たかな…)

と思いました。

その上、それから2時間後には

顔の右半分がピクピクと痙攣し始めて、

痺れを感じるようになって行きました。

すごく不安でした。

ottoも居ないし、娘たちは当てにならないし…

そしてその日の夕方、

休日で診てもらえないのは分かっていたけれど、

ファミリードクターに電話をかけてみました。

緊急ということでドクターから電話をいただいた時には

すでに麻痺が進んだ状態だったけれど、

実際先生が診察しているわけでは無いので

「じゃ、明日の12時にオフィスに来て。」

と言われただけ。

それから後の事は正直なところあまり覚えてません。

痛くて痛くて、時間の感覚がなくなっていましたから。

本当は、その時点でERにでも駆け込んでおけば良かったのに。

そう知ったのは後の祭り。

その3につづく。