2012年10月21日日曜日

顔面神経麻痺 その3

コロンバスデーの休日が開けた火曜日。

朝からめまいでグルグルして起きられず、

でも、娘たちを学校に送っていかねばならず、

冷や汗をかきながら運転して送って行きました。

ドクターアポイントメントは12時。

それまでとにかく寝ていよう、と思って

帰ってから布団に直行。

医者へは仮免許で最近路上教習を受け始めた長女に

学校を早退して連れて行ってもらうことに。

(この時の話は後で笑い話になるのですが今はさておき。)

11時ごろ、またまた冷や汗をかきながら学校まで運転し

長女をピックアップした後、

今度は助手席で運転指導しながら

片道20分ほどの距離の隣町の医者まで連れて行ってもらいました。

前日に「12時にね。」と言われていたので

すぐに診てもらえると思っていたのにもかかわらず、

オフィスについたら予約が入っていず更に待たされた事は

今となってはもうどうでも良く。

とにかく一刻も早くドクターに会って診察して、薬が欲しかった。

だって、その日は朝から耳の奥が痛くて痛くて痛くて

めまいでグルグル、気持ち悪かったし、

顔の痺れはまだ続いていたし。

身の置き所がない状態だったから。

そして漸くドクターに診察をしてもらえた時は、

「こんなに麻痺になる前に来てくれたら良かったのに。」

という非情な言葉。

「耳が痛いな〜、と思った時だったら薬で麻痺になる前に治せたかもしれない。」と。

でも、誰が思う?

耳が痛い=神経痛だって。

それがヘルペスウイルスによるものだってことをどうやったらわかる?

いろいろ思うところはあったけれど

とにかくこうなってしまった以上は一刻も早く薬を飲んで

安静にしていなくてはいけないということで、

ヴァルトレックスという抗ウィルス薬と

プレドニゾンというステロイド薬を処方してもらい

一旦帰宅しました。

結局のところ今回の麻痺の原因は

「ヘルペスウィルス」であり、

疲れやストレスなどでそれに対する抵抗力が落ちた時に

このような症状を引き起こすことがあるんだそうです。

それが人によっては帯状疱疹であったりもするし、

軽いものでは口周辺に水泡らしきものができるとか、

そのウィルスを同じもの。

う〜ん。

確かに、ちょっと思い当たる節はあったかな。

耳が痛くなり始める一週間前の週末は、

(ツカレタな…)

が週末明けても引きずっていた覚えがあります。

普段だったら日月のお休みが明ければ疲れも取れて

仕事に取りかかれていたんですけど、

その時は自覚があったくらいとにかく「疲れて」いました。

ストレスは…

あったかどうかこちらは自覚なしです。

フルタイムでお仕事に出始めて半年。

疲れが溜まってきた頃だったのかな?という感じ。

そしてその週はとても仕事に出られる体調ではなく、

しっかり3日間お休みを頂きました。

本来なら10日間は安静‼

と言われたけれど、そういうわけにもいかないのでね。

これも日本人の生真面目さかしらね?

で、現在。

耳が痛くなり始めて20日、麻痺症状が出始めて12日になりますが、

まだまだ麻痺状態が続いています。

めまいもあるし、普段のような動きをしようとすると

視界がクルん!と回る感じになります。

麻痺のままなので右目はずっと空きっぱなしで、

人口涙液の目薬が欠かせない。

食事の時は食べ物を極力小さく、

動く左側に入れて食べるようにしないと口からこぼれちゃうし、

飲み物もストローで左側に流し込むようにして飲んでます。

2センチ四方のクッキーでさえもかじって食べられない^^;

そんな状態です。

ドクターが言うには、

「麻痺が治るまで一ヶ月以上かかる」のだそうです。

でも、もしかしたら一部に麻痺が残ってしまうかもしれないし、

耳の周辺の神経痛も季節が寒くなってくると出やすくなるかもしれないとか。

(はぁ〜。そうなのか…)

と思ったけれど、なっちゃったものは仕方が無い。

日本にいる実妹に電話で話したら、

「結婚してて良かったねぇ。」だって(苦笑)。

ま、確かにそうかもしれないね。

でもね、私自身はあんまり悲観的にはなっていません。

お仕事の同僚の皆さんにはたくさん気を遣っていただいて

無理そうな時は早退させてもらっているし、

ottoや娘たちも無理がないようにと自分たちのことは自分たちでやってくれて

私に負担がかからないようにしてくれてるし。

味覚がなくて大好きな羊羹を食べてもただのペーストに感じちゃう事とか、

ケーキを食べてもザラザラの物体にしか感じられない事はとっても残念だけど。

そんな訳で、まだこれからも完治までのリハビリがありますが、

それは追い追い記録していこうと思います。

もし、今同じ時に同じように顔面神経麻痺で悩んでいる人が一人でもいたら、

それは悲観することではない、とだけ言ってあげたい。

確かに辛いことではあるけれど、ね。

長々と(うわぁ~_~;)な内容でブログ記事にしてしまいましたが、

ひとまずこれでお終い。

最後にお見せする写真は、私がむっちゃ痛かった時の寝込んでる写真です。

空きっぱなしの目を守るためにアイパッチしてます。



4 件のコメント:

  1. 辛いですね・・。
    本当にゆっくり休んでもらいたいな・・。
    日本人の生真面目さ、好きですけど、
    体を壊してまで、続けることではありません。
    ストレスって、本人があまり感じなくても溜まってることってあるそうですよ。
    起きてしまったとを、今、ああすれよかったなんてのも、意味が無いことなので、
    早く良くなりますように、だたそれだけを願っています。
    リハビリも無理はダメですよ~。
    治るときが来たら治ります!!
    やまぺんさんがどんなお顔でも、私は好きよ~❤Love you ←ちょっと気持ち悪い・・ヘヘヘ

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  2. Nezukoさん、こんにちは。
    今日、日曜日はなぁんにもしないでゆっくり過ごしましたょ。
    少しでも横になりたいな・・・と感じたら横になって。(コタツを出したからもう出られない(^^ゞ)
    これから長い時間かけてリハビリをすることになるみたいなので焦らず頑張ろうと思います。
    Nezukoさんのお気持ち、ありがたく受け取らせていただきました♪

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  3. 山ペンさん...大丈夫ですか?
    こんなことになっていたとは...。
    痛いよね~。
    目に出来ると失明することもあるって聞いたよ。
    私はOL最後の年にお腹にヘルペスが出たんだけど、ぴりぴり痛かった...。
    耳とかだと気がつかないよね。
    お大事にネ。

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  4. じゅんさん、
    ご心配おかけしてます。今は随分楽になったんですよ。
    発症当初はこのまま半身不随にでもなるんじゃないか、ってすごく不安でしたけど…
    私、長女妊娠中に帯状疱疹に罹ったことがあるんです。
    で、今回はこれ。ヘルペスウイルスに対して抵抗力があんまりないのかもしれません。
    じゅんさんも疲れは溜め込まない様にしてくださいね〜。

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